【監修者について】
ニキータ・ズィミン – Nikita Zimin
ロシアグネーシンの音楽アカデミーにてマルガリータ・シャポシュニコワ女史のもとで研鑽を積み最優秀学生として卒業後、パリ国立高等音楽院修士課程にてクロード・ドゥラングルに師事し卒業。彼のレパートリーは古典から現代まで幅広く、現在もロシアの正統派サクソフォニストとして輝かしい活動をしている。コンクールの優勝経歴は20以上。第6回アドルフ・サックス国際コンクールをはじめ、第4回アイオロス国際木管コンクールなどで優勝している。 世界各地でコンサート、マスタークラスを行なう。ソリストとしてボルゴグラード交響楽団、サンクトペテルブルク国立交響楽団などをはじめ世界各地のオーケストラと共演。 ロシアサクソフォン協会会長。ロシアミュージカル連合のメンバー。2014年よりセルマー公式アーティスト。
【監修者について】
松下 洋 – Yo Matsushita
『彼は私の名を冠する国際コンクールにおいて見事に勝利し、その人格の豊かさを世界に証明した。
生れながらのアーティストであり、私はその輝かしい未来が来ることを確信している。私は自信を持って彼を薦挙します。』- ジャン=マリー・ロンデックス
主にソリストとして活動し、超絶技巧のスタイル、コントロールを駆使し縦横無尽のレパートリーを組む。数多くの新曲発表・初演に関わる他、21世紀のトレンドを掴んだ企画、Cメロサックス奏者としての活動、現代奏法における新技術の開発、アレンジ楽譜の出版も行い、新境地を目指し全国で活動中。ワールドサクソフォンコングレスへの参加や海外でのマスタークラスも行う。
横浜にて毎年催されるリサイタルではコンセプト、演奏共に賞賛を受けている。
2013年にはスペイン人サクソフォニストであるPEDROSAXOと日本人初のコラボレーションを企画し東京、横浜、名古屋ツアーを催した。
数多くの客演ソリストを務めダリウス・ミクルスキ、堺武弥、伊藤康英、茂木大輔各氏を初めとする様々な指揮者と共に、世界を舞台にプロオーケストラ・吹奏楽団と多数共演している。
朝日音楽賞を受賞した旭井翔一氏によるサクソフォン協奏曲「パガニーニ・リミックス」を山口俊一氏指揮により初演。2015年5月にはフランソワ・ロセ氏の初となるサクソフォン協奏曲「Wend’Kreis」をフランスの都市ストラスブールにてストラスブール交響楽団と初演。
自身のリーダーバンド、サクソフォンのみでプログレやハードロック・バンドのサウンドを完全再現する「Tokyo Rock’n Sax」は1st Album「Permanent」発売中。
1987年ソウル生まれ日韓ハーフ、横浜出身。激辛党、将来の夢は小説家。