クラリネットのパッド(タンポ)交換

クラリネットの修理で1番多いのが、1枚目の写真の様に破れてしまったパッド(タンポ)を交換する作業です。
パッドが破れてしまうと、トーンホール(音孔)をしっかり塞げなくなり、音が出づらくなったり出なくなったりします。

パッドの材質には何種類かございます。
写真はビュッフェ・クランポンの純正パッドで、左からフィッシュスキン、レザー、ゴアテックス、コルクとなっています。
これらは機種や使用部位によって使い分けられています。
基本的に当店では、お客様のご指定が無い場合は、メーカーが工場出荷時に使用しているパッドと同じものに交換しています。

材質に限らず、パッドは古くなってくるとトーンホールへの密着性が低下して来ますので、破れなくても定期的な交換をお勧めしています。
当店では主要なメーカーのパッドを常時在庫しておりますので、破れたり吹きにくくなりましたら、お気軽にご相談ください。


2020年7月14日