【トロンボーン4重奏】「シャコンヌ」無伴奏ヴァイオリンの為のパルティータ ニ短調 BWV 1004より J.S.バッハ作曲/廣瀬大悟編曲

作曲:J.S.バッハ(Johann Sebastian Bach)
編曲:廣瀬大悟(Daigo Hirose)

【ジャパン・エックスオー・トロンボーンクァルテット】- Japan XO Trombone Quartet
2005年に栗田雅勝(元NHK交響楽団首席奏者)、若狭和良(エリザベト音楽大学教授)、棚田和彦(群馬交響楽団首席奏者)、黒金寛行(NHK交響楽団)の4人で結成。これまでに4枚のCDをリリースしている。2023年より栗田雅勝に代わり、中野耕太郎(札幌交響楽団副首席奏者)が新たにメンバーに加わり、全国各地でコンサート活動を開催している。

定価:¥3,850(税込)

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【楽曲について】
この曲は「バッハのシャコンヌ」という愛称で単独で演奏されることが多く、ブラームスやブゾーニによるピアノ曲、ストコフスキーや斎藤秀雄による管弦楽など様々に編曲されており、数あるバッハの音楽の中でも特に人気のある楽曲の1つである。
「シャコンヌ」とは16世紀のスペインに由来する舞曲の形式のひとつであり、短いバス声部が反復され、その上部で次々と変奏がおこなわれていくものである。バッハは存命当時は作曲家というより、オルガンの名手としてその名を知られていたが、ヴァイオリンの腕前も相当なものだったといわれる。本作も重音奏法を多用するなど、非常に高度なテクニックが必要とされ、ヴァイオリニストにとっては技量のほどを試される難曲である。

本楽譜はCD:Japan XO Trombone Quartet -LIVE SELECTION-(グローバル GLCD-1410)に収録。


【編曲者について】
廣瀬大悟 – Daigo Hirose
富山県滑川市出身。洗足学園魚津短期大学を経て、2001年東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。2006年から富山を活動の拠点とし、独自のプロデュース理念に基づいたステージを制作・発信し続けている。近年の主な公演に「ハナヌスビトの告白」(2014)「脳内焙煎の男」(2015)、「ぶらっく・えぷろん奇譚」(2016)など。トロンボーンクァルテット・クラールのメンバーとして全国6都市で公演を行うほか、Brass Collection、滑川トロンボーントリオなどのローカルユニットでの活動も積極的に行っている。その他、FMとやま「レクサス富山 AMAZING CLASSIC」パーソナリティ、富山市民プラザ主催「クラシック“逆引き”音楽事典」講師、同「音符のおしゃべり」プロデューサー、「クラシックの雫 富山の若き演奏家たちによる室内楽コンサートシリーズ」総合副プロデューサーなど、演奏以外にも活動のフィールドを拡げている。
いっぽうで、トロンボーンアンサンブルを中心とした、管楽室内楽のための編曲を大学在学中より手がけてきた。ジャパン・エックスオー・トロンボーン・クァルテットへの編作提供のほか、洗足学園音楽大学トロンボーン会、山梨トロンボーン倶楽部、仙台トロンボーンフェスティバル、宮村和宏(オーボエ奏者)、ゆめはっと・ジュニア・ウィンド・オーケストラなど、多くの個人・団体から委嘱を受けている。
石川県小松市立高等学校芸術コース非常勤講師。(一社)富山県芸術文化協会平成27年度奨励賞受賞。

2017年2月7日