【トロンボーン4重奏】アリオーソ ~「チェンバロ協奏曲第5番ト短調 BWV1056」第2楽章~ J.S.バッハ作曲/廣瀬大悟編曲

J.S.バッハ 作曲
Johann Sebastian Bach
廣瀬大悟 編曲
Daigo Hirose

定価(本体¥2,000 + 税)

※CD:「Transition」 Trombone Quartet KLAR (日本アコースティックレコーズ NARD-5069)収録

【楽曲について】
J.S.バッハ:アリオーソ ~「チェンバロ協奏曲第5番ト短調 BWV1056」第2楽章~
現存するJ.S.バッハのチェンバロ協奏曲は、1台用から4台用まで計14曲を数えるが、これらの作品のほとんどは、バッハ自身の旧作、あるいは他の作曲家の作品の改作である。バッハは40代の半ばからライプツィヒの聖トーマス教会のカントル(楽長)としての務めの傍ら、主にライプツィヒ大学の学生によって構成された音楽団体である「コレギウム・ムジクム」の指揮者の任にあった。コレギウム・ムジクムの演奏会ではバッハ自らが独奏を務め、チェンバロ協奏曲が上演されることもあったが、こうした機会のために書かれたのが冒頭で述べた一連の作品である。
「第5番ト短調 BWV1056」は、消失した「ヴァイオリン協奏曲 ト短調」からの転用とみられているもの。「アリオーソ」の名称で知られる第2楽章(原曲ではラルゴ)は、1729年ごろの作とされるカンタータ第156番「わが片足はすでに墓穴に入りぬ」の中間楽章にも用いられている。
甘美でゆったりとした表情をたたえた主題は、のちにミシェル・マーニュの手によってアレンジされ、映画「恋するガリア」(1965年フランス)の主題歌として用いられた。 

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【編曲者について】
廣瀬大悟 – Daigo Hirose
富山県滑川市出身。洗足学園魚津短期大学を経て、2001年東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。2006年から富山を活動の拠点とし、独自のプロデュース理念に基づいたステージを制作・発信し続けている。近年の主な公演に「ハナヌスビトの告白」(2014)「脳内焙煎の男」(2015)、「ぶらっく・えぷろん奇譚」(2016)など。トロンボーンクァルテット・クラールのメンバーとして全国6都市で公演を行うほか、Brass Collection、滑川トロンボーントリオなどのローカルユニットでの活動も積極的に行っている。その他、FMとやま「レクサス富山 AMAZING CLASSIC」パーソナリティ、富山市民プラザ主催「クラシック“逆引き”音楽事典」講師、同「音符のおしゃべり」プロデューサー、「クラシックの雫 富山の若き演奏家たちによる室内楽コンサートシリーズ」総合副プロデューサーなど、演奏以外にも活動のフィールドを拡げている。
いっぽうで、トロンボーンアンサンブルを中心とした、管楽室内楽のための編曲を大学在学中より手がけてきた。ジャパン・エックスオー・トロンボーン・クァルテットへの編作提供のほか、洗足学園音楽大学トロンボーン会、山梨トロンボーン倶楽部、仙台トロンボーンフェスティバル、宮村和宏(オーボエ奏者)、ゆめはっと・ジュニア・ウィンド・オーケストラなど、多くの個人・団体から委嘱を受けている。
石川県小松市立高等学校芸術コース非常勤講師。(一社)富山県芸術文化協会平成27年度奨励賞受賞。

2019年10月30日