「春の歌」 無言歌集より F.メンデルスゾーン/廣瀬大悟編曲

F.メンデルスゾーン 作曲

Felix Mendelssohn Bartholdy
廣瀬大悟 編曲
Daigo Hirose

【楽曲解説】

今年没後170年を迎えるロマン派の作曲家、メンデルスゾーン(1809-1847)の、生涯にわたるライフワークともいうべき全8巻・計64曲から構成される「無言歌集」は、この時代に盛んに作られたキャラクターピース(性格的小品)が収められたピアノのための小曲集。その美しく親しみやすい曲想と、高すぎない難易度から、今日まで多くの人々によって愛好されてきた。
第5巻の末尾に置かれた「春の歌」は、その湧き出るような楽想と、比類のない優しさに満ちた雰囲気で、曲集の中でもトップクラスの人気を誇る。しかしこのタイトルはメンデルスゾーン自身が付けたものではなく、楽譜の冒頭に書かれた「春の歌のように Frühlingslied genannt.」という発想標語に由来するもの。

2017年10月5日