【トロンボーン4重奏】コラール「シオンは物見らの歌うを聴けり」 J.S.バッハ作曲/廣瀬大悟編曲

作曲:J.S.バッハ(Johann Sebastian Bach)
編曲:廣瀬大悟(Daigo Hirose)

【ジャパン・エックスオー・トロンボーンクァルテット】- Japan XO Trombone Quartet
2005年に栗田雅勝(元NHK交響楽団首席奏者)、若狭和良(エリザベト音楽大学教授)、棚田和彦(群馬交響楽団首席奏者)、黒金寛行(NHK交響楽団)の4人で結成。これまでに4枚のCDをリリースしている。2023年より栗田雅勝に代わり、中野耕太郎(札幌交響楽団副首席奏者)が新たにメンバーに加わり、全国各地でコンサート活動を開催している。

定価:¥3,850(税込)

ご購入はこちらから Online Shopへ

【楽曲について】
カンタータ「目覚めよと呼ぶ声あり」は1731年に作曲され、同年11月に初演された。J.S.バッハ(1685-1750)の書いたカンタータの中でも名高い作品。花婿の到来と、それを待ちわびたシオンの娘たちの喜びと婚姻が、朗らかに歌われる。
カンタータの第4曲に配されたコラール「シオンは物見らの歌うを聴けり」は、ヴァイオリンとヴィオラのユニゾンによる、つつましくも晴れやかなオブリガート声部と、テノールによって歌われるコラール旋律から成る。なおバッハはのちにこの楽章をオルガン独奏用に編曲し、「シュープラー・コラール集」の第1曲とした。


【編曲者について】
廣瀬大悟 – Daigo Hirose
富山県滑川市出身。洗足学園魚津短期大学を経て、2001年東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。2006年から富山を活動の拠点とし、独自のプロデュース理念に基づいたステージを制作・発信し続けている。近年の主な公演に「ハナヌスビトの告白」(2014)「脳内焙煎の男」(2015)、「ぶらっく・えぷろん奇譚」(2016)など。トロンボーンクァルテット・クラールのメンバーとして全国6都市で公演を行うほか、Brass Collection、滑川トロンボーントリオなどのローカルユニットでの活動も積極的に行っている。その他、FMとやま「レクサス富山 AMAZING CLASSIC」パーソナリティ、富山市民プラザ主催「クラシック“逆引き”音楽事典」講師、同「音符のおしゃべり」プロデューサー、「クラシックの雫 富山の若き演奏家たちによる室内楽コンサートシリーズ」総合副プロデューサーなど、演奏以外にも活動のフィールドを拡げている。
いっぽうで、トロンボーンアンサンブルを中心とした、管楽室内楽のための編曲を大学在学中より手がけてきた。ジャパン・エックスオー・トロンボーン・クァルテットへの編作提供のほか、洗足学園音楽大学トロンボーン会、山梨トロンボーン倶楽部、仙台トロンボーンフェスティバル、宮村和宏(オーボエ奏者)、ゆめはっと・ジュニア・ウィンド・オーケストラなど、多くの個人・団体から委嘱を受けている。
石川県小松市立高等学校芸術コース非常勤講師。(一社)富山県芸術文化協会平成27年度奨励賞受賞。

2017年10月5日